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沖縄で理容室開業|準備・許可・開業資金
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沖縄で理容室の開業をお考えの方へ
理容室を開業するまでの準備や営業許可・開業資金の目安等、ポイントをまとめています。
また、理容室の内装を検討する際に役立つ情報もご紹介していますので参考にご覧ください。
理容室は、現在、美容室や低価格チェーン店との競合で厳しい競争環境が続いています。
しかし、厳しい競争の中でも地域密着の営業を長年続けて人気のある理容室があります。
理容室を利用されるお客様は、固定客になって利用頻度も高い傾向があるようです。
競合店と差別化して固定客を増やすサービスや仕組みを慎重に検討しましょう。
理容室の開業に必要な許可・資格
理容室は不特定多数の方が利用しますので、衛生的に特に気を付ける必要がある場所です。
その為、理容室を開業する場合、保健所へ届け出て許可を受ける必要があります。
こちらでは、
- 理容室を開業する為に必要な資格
- 保健所への許可申請の流れ
- 保健所への申請書類(沖縄県)
について各々ご説明します。
(1)理容室を開業する為に必要な資格
理容室を開業する場合、経営者が理容師の資格を持っているか、理容師免許を持っている方を雇用する必要があります。
また、常時2人以上の理容師がいる理容室では「管理理容師」の有資格者を置く必要があります。
理容師の資格
厚生労働大臣の指定した理容師養成施設で所定の学科を習得、筆記試験・実技試験に合格すると理容師免許を取得できます。
管理理容師の資格
理容師として3年以上の実務経験を積んだ後、各都道府県で実施される所定の講習を修了することで取得できます。
※講習会の詳細は、下記のページで確認出来ます。
(2)保健所への許可申請の流れ
- 工事開始前に、店舗の図面を持って管轄の保健所へ事前相談を行います。
- 事前相談時に確認した期日までに、理容室開設届けの提出を行います。
- 検査日に保健所の職員による施設(店舗)確認検査を現地で行います。
- 保健所の開設検査確認に合格すると営業開始日までに確認証が交付されます。
事前相談の際に、本申請の時に必要な書類についても確認しましょう。
申請書類(検査手数料含む)を提出後に検査日時の調整を行います。
検査確認済通知書は管轄の保健所で受取ります。
詳しくは、理容所開設の手引き(各保健所窓口含む)を参考にしてください。
(3)保健所への申請書類(沖縄県)
沖縄で理容室を開業する際の保健所への提出書類は次の通りです。
<提出書類例>
- 開設届(必要事項を記入)
- 理容所周辺の見取り図(地図)
- 理容所の平面図
- 構造設備の概要
- 器具及び布片類
- 理容師の健康診断書(全員分)
- 理容師免許証の写し(原本持参)
- 管理理容師 講習会修了証の写し(原本持参)
- 申請手数料16,000円(沖縄県収入証紙)
届出用紙は管轄の保健所にあります。(下部の関連リンクからプリントも可能)
開業する店舗の場所がわかるものを用意します。
平面図は理容室の設計図を提出します。(設備の配置及び寸法(m)を明示)
書式は管轄の保健所にあります。(下部の関連リンクからプリントも可能)
様式は上記の構造設備の概要に含まれています。
申請日からさかのぼって一ヶ月以内のもの
免許証の記載事項(氏名等)に変更がある場合は書き換え申請を行ってください。
従事者が2名以上なら管理理容師の資格が必要です。
保健所内の食品衛生協会窓口でも販売しています。
※その他、申請書類の詳しい内容は下記のページを参考にしてください。
※以上が、沖縄で理容室を開業する際の許可・資格・申請書類についてのご説明です。
開店予定日に間に合うように計画を立て、スケジュールに沿って準備を進めましょう。
理容室の開業届出書類
理容室を開業する場合、保健所へ届け出が必要ですが税務署等へ開業届の提出も必要です。
下記のページで「開業書類を無料で簡単に作成する方法」をご紹介していますので活用ください。
理容室 開業資金の目安(沖縄)
沖縄で理容室を開業する際の開業資金の目安を参考にご紹介します。
開業資金は、理容室の広さ・内装設備・立地条件等の諸条件によって変動します。
こちらでは、開業資金の主な支出項目をご紹介しますので総額費用は各々でご算出ください。
店舗物件の賃貸費用
店舗物件を借りる場合、保証金・敷金・礼金・仲介手数料などの諸費用が必要です。
沖縄県内の場合、立地で違いますが賃貸料の3~6か月分というケースが多いようです。
内装工事費用
理容室の内装工事費は、広さ・設備内容・工事範囲等によって大きく変動します。
その前提で一般的な相場は、1坪あたり20~50万円程度が工事費の目安になります。
内装工事費は、理容室の開業資金全体の中でも大きなウェイトを占めます。
内装工事業者と相談しながら、予算内に収まるように工事を進めましょう。
理容機器・什器・備品費など
セットイス・シャンプー関連、待合室、その他什器・備品の費用です。
購入費用を抑える為に中古を活用する方法もあります。
その場合は、お客様の居心地や理容室のイメージに影響しないように注意しましょう。
広告宣伝費など
新規オープンの広告は、告知する絶好の機会ですので積極的に発信しましょう。
<主な販促・広告方法>
- チラシ広告
- 雑誌・フリーペーパー・新聞
- ホームページ
- SNS・ブログ
- ポータルサイト掲載
- 看板
※上記の中から、複数の販促・広告手段を選び集客に繋げましょう。
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店舗・飲食店の集客方法を下記のページにまとめていますので参考にご覧ください。
その他の費用
- 仕入れ費用
- 消耗品費
- レジ・PC・電話等の事務備品
運転資金
店舗賃貸料(数か月分)や光熱費・人件費・生活費などを想定して準備しましょう。
※以上が、沖縄で理容室を開業する際の開業資金の目安(項目)です。
新たに事業を始めようとすると、開業資金や毎月の固定費等の様々な支出が発生します。
下記のページでは、開業資金や毎月の固定費を抑える方法をご紹介しています。
余裕を持って事業をスタート出来るように、ご紹介するコスト削減案を参考にご覧ください。
理容室を開業するまでの準備
沖縄で理容室を開業するまでに必要な準備とポイントを参考にご紹介します。
開店までに必要な準備を把握してないと、開業資金の増加や開業日の遅れにもつながります。
開店予定日から逆算して計画を立て、スケジュールに沿って準備を進めましょう。
開業準備(1)コンセプトを決める。
集客したいお客様をイメージして理容室のコンセプトを考えましょう。
コンセプトとは、経営の基本的な方針で理容室の「売り」を一言で表すのものです。
明確なコンセプトが集客のポイントにもなりますので慎重に検討しましょう。
<コンセプトを考えるヒント>
- メインのお客様層をイメージする。
- 出店する場所(立地)を考える。
- 理容室全体の印象(内装イメージ)
- サービスメニューを考える。
- メニューごとの料金を決める。(平均客単価)
- 営業時間(メインの時間帯)
※コンセプトを決める際は、お客様の目線で多くの理容室を見て参考にしましょう。
開業準備(2)市場調査を行う。
コンセプトに沿ったおおよそのエリアで市場調査を行い立地を検討します。
条件に合うエリアに実際に出かけ人の流れを確認しながら市場調査を行いましょう。
※平日、週末、休日、時間帯別での変化も合わせて確認することをおすすめします。
開業準備(3)事業計画書を作成する。
事業計画書とは、開業の目的・資金計画・収支計画等を記載した計画書のことです。
開業時に融資を受ける方は、事業計画書の提出を求められますので作成しましょう。
自己資金で開業予定の方も、経営の指針になりますので作成をおすすめします。
※事業計画書の作成をプロに依頼する方法もあります。
BizSketchは、簡単な質問に答えるだけで事業計画書を最短で翌日納品します。
事業計画書の作成が初めての方や作る時間が取れない方におすすめです。
業界最安値、19,800円(税込み)のサービスですのでご活用ください。
開業準備(4)資金計画を立て開業資金を準備する。
事業計画書の内容を参考に資金計画を立てて開業資金を準備します。
自己資金で不足する分は、融資を受ける等の調達方法を検討します。
資金調達の方法については下記のページを参考にしてください。
開業準備(5)店舗を決定する。
市場調査及び立地検討の情報を元に、限定したエリア内で店舗物件を探しましょう。
店舗の立地は、理容室の売上を大きく左右しますので慎重に検討しましょう。
また、物件を契約する前には周辺の家賃相場もチェックしてください。
開業準備(6)内装工事業者を決める。
工事を依頼する時は、理容室の内装イメージを具体的に伝えることが重要です。
可能であれば、簡単なレイアウト図とイメージに近い店舗の写真等を準備しましょう。
理容室の内装は、集客にも影響を与えますので詳細部分まで打合せを行いましょう。
開業準備(7)理容室の営業許可を申請する。
理容室を開業する場合、保健所へ届け出て許可を受ける必要があります。
内装工事の着工前に保健所へ事前相談を行い、完成後に理容室の営業許可を申請します。
管轄の保健所に申請後、確認検査の後に合格した店舗に営業が許可されます。
※計画図面は内装工事業者へ相談のうえ準備してください。
開業準備(8)必要な備品類を準備する。
理容室の営業に必要な理容機器・什器・備品類を準備します。
※許可やレイアウトに関連する場合は内装業者と綿密に打合せを行いましょう。
開業準備(9)仕入れ先を決める。
理容室の営業に必要な薬剤などを仕入れる業者を決めます。
開業準備(10)販促・広告の準備をする。
理容室の開業日が近づいてきたら、集客に向けて販促・広告の準備を行います。
オープン広告は、告知する絶好の機会ですので予算を組んで積極的に発信しましょう。
開業準備(11)理容室オープン。
理容室のオープン時に、スムーズに営業できるようにシミュレーションを行いましょう。
友人・知人・関係者の方をご招待してプレオープンを行うことをおすすめします。
※ラクスルノベルティは、オープン記念のグッズをネットで格安で作れるサービスです。
※以上が、沖縄で理容室を開業するまでに必要な準備とポイントです。
開店予定日から逆算して計画を立て、スケジュールに沿って準備を進めましょう。
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理容室の内装 検討時のポイント
理容室の内装を検討する際のポイントをいくつか参考にご紹介します。
沖縄で理容室を開設する為には、内装などの施設基準を満たしておく必要があります。
その基準を満たしたうえで、統一感のある内装デザインを考えることが大切です。
理容室の内装を検討する際のポイントは次の通りです。
- 理容室の施設基準を満たすこと。
- 理容師の人数を基に内装のレイアウトを検討する。
- メインの客層をイメージした統一感のある内装にする。
- 清潔でリラックスできる空間(内装)にする。
※以上が、理容室の内装を検討する際のポイントです。
理容室の内装は、上記のポイントも参考にご自身のイメージを具体化しましょう。
「沖縄で理容室開業」まとめ
以上が、理容室を開業するまでの準備や営業許可・開業資金の目安等のポイントです。
理容室を利用されるお客様は、固定客になって利用頻度も高い傾向があるようです。
固定客を増やして安定経営を続ける為にも、お客様から選ばれるサービスを検討しましょう。
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